小田急線は東京の都心新宿から、江ノ島・鎌倉・箱根・伊豆といった観光地に伸びる路線です。
小田急鉄道のシンボル的な存在で、鉄道ファンにも愛される「ロマンスカー」は、ブルーリボン賞を全8タイプのうち、7タイプが受賞しています。
利用者は年間1300万人を超え観光客だけでなく、通勤や買い物の足として利用する人も多い鉄道です。
2タイプ(SE・NSE)は、すでに引退していて現在では6タイプのロマンスカーが毎日、乗客を乗せ走っています。
駅や車内で拾得された忘れ物はすべてデータ登録されていて、小田急全線の各駅に導入している「お忘れ物検索システム」ですぐに調べることが可能。Nゲージの小田原線。
また、忘れ物を保管している駅まで往復乗車券をもらうことができます。
女性の利用者向けに、安心・快適に通勤・通学できるように、朝のラッシュ時の上り快速急行、急行、準急列車の最後部車両を「女性専用車」にしています。
・快速特急
新百合ヶ丘を発車すると15駅を通過し、下北沢まで停まらない快速急行は小田急きっての俊速で、新百合ヶ丘~新宿間を最速21分、町田~新宿間を最速30分で結びます。
小田原や藤沢などからでも、新宿がグッと近くに感じられる速さです。
・区間準急
梅が丘まで各駅に停車、その後は下北沢、代々木上原の急行停車駅に停車し新宿とを結ぶのが区間準急。祖師ヶ谷大蔵、千歳船橋、経堂、豪徳寺、梅が丘といった駅と新宿駅とのアクセスが良くなり、世田谷エリアの皆さまにはご好評いただいています。
・多摩線
多摩線は、東京メトロ千代田線に乗り入れる朝の「急行」や、日中から深夜にかけて走る「多摩急行」が運転していて、乗り換えなしで霞ヶ関、大手町方面のオフィス街へ通勤ができます。表参道や日比谷といった銀座界隈等の都心へダイレクトに行ける便利さが喜ばれています。
多摩線のダイヤは、以前に比べると1日の運転本数をはじめ、朝のラッシュ時における新宿や東京メトロへの直通列車が増え、新百合ヶ丘での乗り換えが少なくなり、通勤・通学が便利になりました。
沿線都市と都心を結ぶ鉄道にとって、朝夕の通勤・通学ラッシュ問題は恒常的な課題です。
小田急線も例外ではありません。
小田急線で朝のラッシュ時に最も混雑する「世田谷代田~下北沢」区間においては、国土交通省が発表した平成19年度の混雑区間の混雑率によると、192%と大手民鉄路線のなかでも高い水準となっています。
近年混雑率はだいぶ落ち着きを見せています。複々線化事業が、混雑率緩和にひと役買ったと言われていま
す。97年に和泉多摩川~喜多見間が、2004年に喜多見~世田谷代田が複々線化。列車の増発が可能になり、各駅停車は急行や準急の通過待ちが減り所要時間が短縮されました。鉄道模型は混雑しません。もちろん。
2004年には世田谷代田~東北沢間の複々線化工事がはじまり、2013年の完成を予定しています。
ジオラマでNゲージの鉄道模型を走らせている時に「実際に乗ってみたい」「車両からの眺めを確認したい」等の考えから先頭車両に小型カメラを搭載する人が増えています。テレビに映像を出力出来るカメラ搭載の車両も販売されていますが、中には自分で小型カメラを取り付けて走らせている人も存在します。
販売されているカメラ搭載型の車両は、鉄道模型内に小型カメラが搭載されているので配線等の細かな作業や車両を改造する必要がありません。既製品のカメラカーは、自作のカメラカーとは異なり小型カメラがむき出しになる事がないといった魅力があります。
一方、自作のカメラカーは、既製品よりも予算を抑えられるだけではなく、Wi-Fi経由でスマホ・タブレットから操作が可能なカメラもあります。
どちらのカメラカーも実際に乗車しているような臨場感のあるジオラマ景色を堪能出来ると人気です。また、Nゲージの先頭車両から見たジオラマの景色が確認出来るので、上空から見た時には分からなかったジオラマの不自然な箇所を見つけられます。さらに、ジオラマ内を走らせる以外にも、Nゲージを駅のホームや車庫の建物内に停車させて走っている時とは違う、運転手しか見る事が出来ない景色も楽しめるでしょう。ジオラマ作成に慣れてきて普段の景色に飽き始めた時には、部屋を少し暗くしてNゲージのライトやジオラマ内の街灯を点灯させて夕暮れ時や夜の街並みを眺められます。
スマホやテレビに映像を出力出来るカメラカーであれば、車両から見えるお気に入りの景色を待ち受け画面にしたり、プリントアウトして部屋に飾る事も可能です。
鉄道模型・ジオラマに少し飽きてきたと感じている方には、ピッタリの新しい楽しみ方となっています。
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